友人に安易に依頼するのも考えもの

二次会幹事代行友人 失敗体験談

友人に安易に依頼するのも考えもの

私たちの結婚式の二次会の幹事は友人に行ってもらいました。新郎新婦側から2名ずつ担当してもらうことになり、好意で引き受けてくれましたから有難かったです。仕事や家庭などの事情があるなか、何度か打ち合わせも行ってくれていたようで、友人に恵まれたと感じて幸せでした。しかしながらいざ二次会がスタートしてみると、悪い意味で思わず唸ってしまうところもあり後悔の念も抱えています。

全体を通してまず感じてしまったのが段取りがあまり良くなかったことです。素人ですので仕方ない部分もあるものの、それにしてもシーンとなってしまう空白の時間が生まれたり、プログラムの順番を間違える、言葉選びに微妙な言い回しを使うなど、いくつか気になるところがありました。結婚式でプロの進行の滞りのなさに感心した後だっただけに、素人の幹事が担当をするとこうなってしまうのかとヒヤヒヤする心境があったのが正直なところでした。

余興がこれまた微妙だったのも気になりました。企画については幹事に半ば丸投げ状態でしたからこちらにも責任があるものの、しかしながらまさか余興のひとつに裸でダンスを組み込むとは思わなかったです。新郎側としては楽しい余興で個人的には良かったと思えた部分もあり、一見すると盛り上がったように見えていました。でもやはり新婦側のゲストはかなり引いているという印象でした。せめてクオリティが高いダンスならまだ良かった気がしますが、合コンで酔っ払った男子がはしゃいでいるかのような内容でもありましたので、結婚式の二次会ではきつかったです。ゲストが親しい友人だけならまだしも、目上のゲストにも足を運んでもらっていましたから、色々な意味でドキドキする時間でした。

そしてもうひとつ不満を感じてしまったこともあり、それはゲームを楽しんで景品をプレゼントするメインの企画についてです。ゲーム内容は盛り上がるものであり、個人的にも非常に楽しめました。ただ用意された景品に問題を感じてしまったのです。

一番豪華な景品だけは新郎新婦で考え、レジャー施設のパスポートチケットを用意しました。幸せをおすそ分けというわけでもありませんが、当たった人にもレジャーで楽しんで来てほしいと思って用意しました。ただ、他の景品については幹事に任せていましたので、こちらもどんな物を用意してくれたのか把握していませんでした。言っても結婚式の二次会でしたし、参加費もそこそこでしたから景品もそれなりだろうと予想していました。ところがいざ蓋を開けてみると、結婚式の二次会にふさわしくないと感じられる内容だったのです。

まず気になったのが100円ショップで買ったであろういかにも安物の詰め合わせです。末端のおまけ的な景品ならまだしもランク的には中間くらいでしたから、上位の景品と比較すると一気に見劣りします。参加費とのバランスが悪いように感じましたからゲストの気持ちを考えると怖かったです。

そしてさらに困惑したのがアダルトグッズまでも用意してしまったことです。ギャグのつもりなのはよく分かっていましたが、でも結婚式の二次会ということを考えると危ない橋だと感じましたし、かなり引いていたゲストもいるはずです。貰って困るような景品はできれば用意しないでほしかったですが、ギャグを優先してしまったのか、恐ろしくてゲストに目を向けられない心境でした。

ただ幹事は好意でやってくれたわけですから感謝の気持ちで一杯ですし嬉しかったです。ただ素人がやるとやはり気になるところも出てきてしまうのも事実です。幹事に大部分を任せた自分たちも当然悪かったですが、それにしてもよく考えて依頼する相手を決めないとしこりが残る結果になるとしみじみ感じています。

二次会幹事代行

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