結婚式二次会の司会でモテ期到来

二次会司会友人 成功体験談

結婚式二次会の司会でモテ期到来

結婚式二次会の司会を新婦から仰せつかりました。高校生の時からずっと仲が良かった私と友人に頼んでくれたので、喜んで引き受けることにしたんです。ちょうどそのころ、私は自分の仕事でイベントの司会をすることもあり、他の人よりは慣れているという自負もあったので軽い気持ちで引き受けたのですが、意外なメリットもありました。

新郎である旦那さんと新婦である友人から、どんな二次会にしたいのか何度か打ち合わせをしました。仕事の癖で、つい細かく進行表を作りこんで持って行ったりしたので、二人は「そんなに凝った感じじゃなくていいよ」とはじめは笑っていました。でも、ここである程度仕込んでおかないと単なる飲み会になってしまうので、ぶっつけ本番は無理だよとか言って細かく聞き出しておきました。もちろん、二人からの希望にも沿うようにし、一緒に司会をする友人も交えて話し合いました。さりげなく、新郎側、新婦側の参加者の人となりをきいておき、当日に盛り上げてくれそうな人を司会者二人で予想をたてておき、新郎新婦には内緒で一つの企画を追加しておきました。

当日、新郎新婦が到着する前の時間を利用してサプライズを提案、おもしろ小芝居で盛り上がりました(新郎新婦のキスの場面で映画卒業のパロディを取り入れた)。あまり凝った演出は知らない人がひくんじゃないか、と考え、お店を巻き込んでまでのものは避けておきました。事前に話を聞き、また結婚式の際の様子も観察したうえで最終決定をしGoサインを出しました。このあたりのことは、二人の人柄もありますし、学生時代の友達だけではないということや、結婚式二次会の司会が私たち新婦側の女子であるといった点から、あまりはしゃぎすぎない方がいいのでは?と友人と結論づけました。後から考えると、司会をする二人の意見も合わせておいてよかったと思います。また、本番は土地柄もあってこういうノリは受け入れられやすく、会は盛り上がりうまく3次会へとつながりました。

3次会ではみんなが「お疲れ様」と話しかけてきてくれて、たくさんの人と知り合うことができました。新郎新婦とは仕事の業種が全く異なっていたので仕事上のメリットはあまりありませんでしたが、新郎の側の仕事先の人には「伝説の司会者」になったらしく、その後新郎新婦と遊ぶときには噂を聞きつけて会いに来る人が何人か来るようになりました。

結局、その中の一人の人と気があい、2年後に自分も結婚するという展開になりました。「二次会の時には女芸人みたいな人かと思ってたけど、普段は普通に面白い」というギャップ(?)が気に入ったとか言っていましたが、私の方も二次会の時には特に何も思っていなかったので(新郎の先輩にあたる人だったのでふざけたことをあまりふれなかった)縁って思わぬところに転がっているものだなと思いました。

結婚式の二次会は、いわゆる非日常です。たのしいこと、面白いこと、新郎新婦の思い出に残ることも大切ですが、双方の日常の場面にも影響がある場面だなとあらためて思いました。この点に関しては、友人の方が大人だったので暴走気味の私をうまくいさめてくれていたと思います。また、事前にお店と打ち合わせをしたり、必要なものを買いに行ったりと新婦や友人と一緒に行動する機会もあって、それまで以上に親密な時間を過ごせたと思います。結婚式二次会の司会をする、ということは当日の何時間かだけの事ではなく、その何時間かのために何十時間も考えたり、時には新婦の愚痴も聞きながら「結婚前の女性の心境」みたいなものを目の当たりにしたりして、でも終わってみれば充実してすごく楽しい時間だったなと思います。また、それをきっかけに「今度ごはん行きましょう」「合コン企画して飲みましょう」とそれまでそういったものが皆無だった私にいろんなところから声がかかり、プチモテ期が到来しました。もちろん、それがずっと続くわけではありませんでしたが、こうして結婚もしたのはやっぱり司会を頑張ったおかげかなと思います。

結婚式二次会司会派遣

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