サプライズムービー、新郎の想いを新婦のご両親へ

サプライズムービー、新郎の想いを新婦のご両親へ

結婚式でのサプライズムービー 僕がやった結婚式でのサプライズムービーです。僕と嫁さんとは一般的にいわれるスピード婚でした。子供を授かったこともあり付き合ってから3か月程度で結婚が決まりました。嫁さんの実家は和歌山県で、僕と嫁さんが暮らしているのは東京です。 嫁さんの実家には、結婚のお願いで一度行ったきりでした。なのでご両親も僕がどういう人なのか心配していることもわかっていました。 僕としてはご両親に安心して娘さんをお任せいただけるようにしたいのと、嫁さんへの結婚式でのサプライズを何かしたいと思っていました。 そして思いついたのが、嫁さんに内緒でご両親に会いに行き、それをドキュメンタリームービーとして結婚式で上映しようと思いました。

まずは、嫁さんに気付かれないよう、ご両親に連絡を取って、お伺いさせてもらえるようにしました。 その後、友人のカメラマン、ディレクターを引き連れ、東京駅から出発。もちろんその様子もしっかりと 撮影しました。新幹線の中、和歌山県のご両親家最寄駅に着いてからも撮影しました。その時の内容は、 僕の心境を撮ったものです。正直、その時から緊張して何をしゃべっていたのか、覚えていません。 それもそのはず、ご両親に会ったのは一度だけで、その時も「娘さんと結婚させてください」 「子供が出来ました」と一方的なお願いをしただけ。正直、逆の立場だったら、 ふざけるなと言いたくなるような内容です。だからこそ結婚式前に嫁さんは含めず、 僕とご両親とでしっかりと話をしたかったのです。 最寄駅からご両親家までの足取りは重く、緊張はピークに達していました。 そしてついに着いてしまい、呼び鈴を鳴らすとお母さんが「遠いところわざわざありがとね、あがってください」 と、気兼ねなく話してくれました。それからご両親と僕、兄弟と僕、そして最後にお父さんを連れ出して、 2人で居酒屋で飲みました。最後にはお父さんも僕も号泣してお父さんは「娘をよろしく頼みます」と僕の方も 「はい、幸せにします」と約束をしました。もちろんこの出来事は全て撮影してあります。

東京に帰り、ディレクターが一生懸命、撮影してきたムービーを編集してくれました。 当日まで出来上がった完成品は僕も確認しませんでした。 そしてついに来た結婚式当日。歓談中にそのムービーを上映しました。始まってすぐ、嫁さんから 「何これ?」「いつ行ったの?」と質問ばかりでしたが、僕の本気の気持ちが通じたのか始まって30秒後には 嫁さんは涙を浮かべながら見ていました。ところどころ笑いも交え、会場内も暖かい笑顔で包まれていました。 そして最後のお父さんとのシーンでは、嫁さんはあふれる涙を我慢できずに、号泣していました。 会場中も涙を流している人がほとんどでした。本当にやってよかったと思っています。

正直、準備はものすごく大変でした。構想に1ヶ月ほどかかり、友人のカメラマン、ディレクター、 そしてご両親にスケジュールの確認をとりつけて、1泊2日でご両親家にお伺いし、撮影をしました。 帰ってきてからも友人のディレクターが1週間がかりで編集をしてくれていました。 そしてムービーという形に残せたことはとてもよかったです。今でも見返すこともできるし、 ご両親との話のネタにもなります。サプライズは苦労してこそですね。 苦労した分、皆との絆も深まった気がします。それと僕自身の気持ちも伝えられたのではないかと思います。

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