結婚式で使うムービーの違いは?

結婚式で使うムービーの違いは?

昨今の結婚式では各所にムービーが使用されることが一般的となってきました。主な所は結婚式・披露宴・2次会などの始まりと共に流されるオープニングムービー、そして最後に流されるエンドムービー、式の途中で流されることの多い新郎新婦のプロフィールムービーなどです。実際に出席した結婚式でこれらのムービーを目にしたことのある人はとても多いと思いますが、実はそれぞれに意味があり、違いがあるのです。

まず、新郎新婦が登場する際に使用されるオープニングムービーですが、これまでの結婚式では結婚行進曲などの定番曲がバーンと流されて、盛り上がりの瞬間に披露宴会場のドアが開けられて「新郎新婦入場」という形式が一般的でした。それでも十分に盛り上がるのですが、昨今の結婚式では更なる盛り上がりを演出するためにムービーが使用されます。誰でも知っているような有名な映画やドラマのオープニングを利用して、「これから始まります」という気持ちを高める演出がされていたり、有名スポーツ選手などのインタビュー映像をアテレコして場を盛り上げたり、映画のワンシーンを抜粋して登場の場面へつなげたり、視覚・聴覚を利用してさらに出席者の式へのテンションが上がるようなそんなお手伝いをしてくれるのがオープニングムービーです。オープニングムービーはタイミングが大切です。これから始まる披露宴やパーティーを控え、ワクワクしている出席者の気持ちを盛り立てる役割ですので、時間が長すぎても気持ちがたるんでしまいますし、短すぎてもテンションアップにつながらないため、一般的には1~3分というタイミングで作成されます。

そして、オープニングと対になる最後の演出がエンドムービーです。こちらはエンドロールムービーとも言われますが、結婚式や2次会の締めくくりに流されるムービーです。日本には「終わり良ければ全て良し」という言葉があるように、〆方によってその結婚式の印象は大きく左右します。オープニングムービーは娯楽色の強い盛り上げ要因として作られることが多いのですが、エンドムービーはほとんどの場合は出席者の名前を映画のエンドロールのように羅列して、それぞれに新郎新婦からの言葉が添えられているなどメッセージ性の強いものが多くみられます。多くの結婚式は感動に包まれますが、その余韻冷めやらぬ間で新郎新婦からの感謝のメッセージを受けとることで出席者の感慨がより強まり、感動的な式の余韻を残すことができるのです。エンドムービーは感動を演出するだけのものではなく、実際の新郎新婦から出席者の皆さんへの感謝を告げるツールとしても利用されます。披露宴や2次会などでは出席人数が多くなるほど新郎新婦と直接接する時間は少なくなり、場合によっては1分も話ができないこともあります。しかし、一人一人の名前をエンドロールで流し、そこにコメントを添えることで新郎新婦からの出席への感謝が伝わり、ほっこりとした気持ちで帰途につくことができるのです。エンドムービーの場合は時間としてはオープニングムービーに比べて大分長めで、出席者の数にもよりますが6~7分ほどが一般的で、しっとりとした曲が使用されることが多いです。

そして忘れてはいけないのがプロフィールムービーです。プロフィールムービーはオープニングムービー、エンドムービーとは一味違う意味合いがあります。人生でも指折りのハレの日である結婚式に招待したお客様に対する感謝の気持ちから作り、披露宴や2次会を盛り上げるためという点では上2つと共通しますが、プロフィールムービーには実務的な事情もあります。特に披露宴で流される場合には、プロフィールムービーは必ずと言っていいほどお色直しの時間に流されます。最近は色々な形の披露宴があるので、お色直しをしない人や、様々なイベントを織り込んだ式を行う人もいますが、まだまだ形式的な披露宴を行う人が大多数です。その場合、お色直しとして20分前後は新郎新婦が中座しますが、ただ単に着替えている時間というだけでなく、その間にお客様にゆっくりお食事をとってもらおうという時間でもあります。あまり気にしていない人も多いかもしれませんが、ほとんどの披露宴の場合はお色直しはメインのお食事~デザートにかけての時間に行われるのです。

結婚式のムービーと言ってもシーンが違えば作り方や演出方法も変わってきます。それぞれのシーンにあったムービーを流して、出席者を楽しませてあげてください。

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