ハート型のブーケが折り合う夫婦の始まり

ハート型のブーケが折り合う夫婦の始まり

結婚式、二次会を終え、スタンドにたてられたブーケが目に留まりました。ウェディングドレスには純白の百合、ブルーのリボンのブーケ。カクテルドレスには鮮やかな色違いの薔薇、紫陽花のものを。ともに一目惚れの、こだわりのブーケたちでした。季節的に手に入りにくく、もしかしたら作れないかもしれないと言われたレトロな色味の紫陽花も希望通り。控え室の隅にちょこんとある、ブーケがとても可愛かったです。初めて手に持った時、意外にもずっしりと重く、「これから式なんだ」とドレスを着たときよりも実感が湧いたのを覚えています。

スタンドに立てられ並ぶブーケたちはキャスケード型という、雫を逆さまにしたような柔らかな丸みのある優美なデザイン。隣り合うブーケたちを見て、ある形に似ていることに気がつきました。そう、“ハート”です!左右で色味の違う、綺麗なハートを見ているようでした。まるで私と主人。違う人間がぴったりとくっついて、ひとつの形になる―だけど完全に同じ色にならなくていい。それぞれの個性と色でひとつの形を作ればいいのだと。2つのブーケが教えてくれているようでした。そう気付いたとき、ブーケがさらに愛おしくなりました。今日だけでお別れなんて勿体ない。写真だけじゃ嫌だ。手元に置いておきたい。

そんな時プランナーさんからブーケを押し花にし、額できるというサービスを聞きました。もちろんブーケを半分ずつ使い、ハート型にしてもらって。押し花の支払いを主人は私に内緒で行い、サプライズプレゼントにしようとしてくれましたが、結局入金確認の電話が新婦の私に届き、残念ながらサプライズには…なりませんでした。ですが主人の気持ちが嬉しい、最高のプレゼントに変わりありません。その額が本日届きました。とても綺麗なハート型の押し花に思わず笑顔になりました。この額はリビングに飾り、いつでも目に留まるようにするつもりです。このブーケの押し花のように色褪せることのない、お互いを尊重した家庭を作っていきたいと思います。

結婚式演出