結婚式の招待状、同棲中の差出人の書き方はどうすればいい?

結婚式は、様々な事情から、すでに同居していて夫婦同然の生活を送っていたり、入籍をした後で行うカップルも少なくありません。このような場合、結婚式の招待状をどのように出すかで結婚式場やウエディングプランナーに相談する事例は多いですが、一般的には住所を別々にするケースの割合が高いです。ウエディングプランナーに聞いてもこちらを推奨する傾向にありますので、自分の担当者と相談してから決めたほうがよいでしょう。

具体的な事例を挙げていくと、結婚式を控えているカップルで、すでに同棲をして新婚生活になっている場合があります。生活が落ち着いてから結婚式を挙げるということで話がついていたため、この状況で挙式をすることになりますので、一緒に住んでいる段階で招待状を出さなければなりません。結婚式の招待状は、新郎新婦から出す場合と、両家の両親から出す場合があります。しかし、ある程度年齢が上のカップルの場合には、両親が結婚式の準備まで面倒を見るのも違和感がありますので、一般的に新郎新婦が差出人となります。

この場合の書き方について結婚式場に相談すると、差出人を新郎新婦にするのであれば、すでに一緒に住んでいるとしても新郎の住所は現住所にして、新婦の住所は実家の住所にするというアドバイスになります。ちなみに、結婚式に招待する相手で、未婚で一緒に生活しているカップルがいる場合なども、まだ結婚しているわけではないので同じ住所に一人ずつ送るのが一般的なマナーです。すでに一緒に住んでいることを知っている招待客がいる場合、招待状に虚偽の内容を書いているような後ろめたい気持ちになる人もいますが、差出人の住所を実家にするだけで、返信用のはがきのあて先は現住所にすることで現住所も相手に知らせることになります。特に、実家から離れたところですでに生活をしている人や、何年もの間実家には住んでいないという人の場合、事情を知らない人から見ても明らかに実家に住んでいるとは思えないため、現住所を書きたくなる人は少なくありません。また、目上の人が少なく、近い身内や友人だけを招待するアットホームな結婚式の場合、事情を知る人ばかりであるために事実を書いたほうが良いのではないかと思われがちですが、結婚式の雰囲気やコンセプトがどのようなものであったとしても、フォーマルな式典への招待ということに変わりはありませんので、受け取った側の気持ちを尊重するのが最優先です。

現住所を書くのはウェディングプランナーに止められており、かといって実家の住所を書くのは相手をだましているように思えて心苦しいと考えた結果、新郎の名前のみで招待状を作成しようと考えるカップルもいますが、これはタブーです。上記のように、結婚式は最上級のフォーマルな式典の一つなので、両親から招待するにしても、新郎新婦から招待するにしても、両名の名前が必要です。もともと、ウェディングプランナーも、すでに一緒に生活しているカップルの結婚式の招待状は、気を付けて作成するようにというアドバイスをすることが多いです。そして、多くのカップルが、現在一緒に住んでいる場合にも、新婦は実家の住所と旧姓を記入していますし、今一度カップルでよく相談し、ウェディングプランナーのアドバイスも参考にしましょう。目上の人が全く出席しない結婚式だとしても、また、すでに出席する全員が一緒に住んでいることを知っているとしても、口に出さないだけで、順番が異なるカップルに対して違和感や不快感を感じている可能性があります。また、決まり事として実家の住所を書くのが一般的であるにもかかわらず、現住所で招待してくることに対しても、しきたりに厳しい相手から見るとあまり良い印象にはなりません。一方、出欠の回答を記入するはがきが現住所になっていることに関しては、とりまとめ先を一カ所にしている、または一緒に管理していると好意的に考えられますし、現住所でも問題はありません。なお、元々新郎が住んでいる住宅に新婦が入ってきて生活している場合には、名字が違うので新婦がその場所に居住していると認識されずに、郵便物が宛所に訪ねあたらずとなって戻される可能性があります。はがきのあて先に「(新郎の氏名)方」をつけるか、出欠の回答が戻ってくるまでの期間は、郵便受けや表札を連名にしておくようにするとよいでしょう。

すでに入籍をしている人の場合には、招待する相手によって選択肢が増えます。順番に厳しい相手がいる場合には、旧姓と実家の住所で出したほうが良いでしょう。一方、ほとんどの人が一緒に住んでいることや入籍済みであることを知っている場合には、二人とも現住所にして、新婦は新郎の姓を名乗り、(旧姓○○)と付け加えても問題ありません。この場合、招待状の差出人も出欠確認のはがきも、同じ表記にしましょう。

なお、結婚式の招待状は、事前に招待客一人一人に直接会ったり、電話やメールなどで結婚式の報告と出欠の確認をしたうえで渡すものです。すでに入籍しているカップルは、この連絡をする機会に入籍済みであることを伝えるのもよいでしょう。順番に厳しい相手であっても、入籍後に一緒に住んでいるときには、寛大な対応になる可能性が高いです。

このように、結婚式の招待状は、差出人の書き方一つとってもいろいろなケースに応じて対応していかなければなりません。招待客が多くなると、さらにこれらの連絡や文章、デザイン選びで迷うことも増えますので、できるだけ早めに準備をしておきましょう。ちなみに、招待状の発送時期は、結婚式のおよそ2か月前が一般的です。また、出欠の回答の締め切りは、式の1か月前になっていますので、結婚が決まってからかなり早い段階で準備を進めておきたい作業の一つです。おめでたい式典の招待ですので、区切りや別れを意味する言葉や漢字は使わずに、句読点も入れない文章を作らなければなりません。結婚式場や専門の業者に依頼するときには問題ありませんが、自分たちで作る場合には、無料の文例やテンプレートなども参考にしたり、プロに相談しながら作りましょう。また、発送日・回答の締切日共に大安か友引を選ぶこと、切手は寿のものや、記念に作ってもらったオリジナルのものを使用することなど、出し方についてもいろいろな決まりごとがありますので、自作するときにもウェディングプランナーとのこまめな相談は必要です。招待客への連絡は、挙式前になって招待予定の相手が変更になる可能性もありますので、それほど急がなくてもよいですが、気に入ったキットが見つかった時などは、在庫が不足していると使えませんので、早めに依頼して再入荷を待たなければなりませんので、暇を見て探しておきましょう。渡すときには、遠方の人は郵送するしかできませんが、基本的には相手に事前に面会の予約を取ったうえで手渡しになります。手渡しの場合には、あて先は住所を書かずに氏名だけにして、封もしない状態で渡しましょう。また、渡すときにはきちんと結婚したこと(または結婚予定であること)を報告し、出席のお願いをしましょう。

結婚式の招待状は、夫婦として初めて大勢の人にあいさつをするための大切な連絡文書です。自分たちの感情や好みを優先させず、どのようにすればゲストに快く受け入れてもらえるかを考えて作成・手渡し・発送するようにしましょう。

結婚式招待状

2017-05-24 18:39:50

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