結婚式の招待状と席次表のデザインは違っても良い?

結婚式の準備は多岐にわたっている上、内容によっては急いで取りかからなければならないものもありますし、逆にぎりぎりになってからでなければ最終的な準備ができないものもあります。そのため、結婚式場にすべてを任せるようなプランならばともかく、自分たちである程度手作りをしたいという場合には、作業の順序をあらかじめ決めておいて、スケジュールに従って進めたほうが良いでしょう。また、結婚式場にほとんどの準備を依頼するような場合でも、ペーパーアイテムは自分で作成したり、その都度指示を出していくといった方式の所もたくさんあります。

結婚式の招待状は、一般的に結婚式の2か月くらい前に発送して、締め切りは式の1か月前が目安となっています。発送日、締め切り日のいずれも大安か友引にするのがマナーですし、招待状を出す前に事前に個別で結婚の報告と結婚式に招待したい旨を伝え、出欠を聞いておく必要がありますので、かなり早い段階で準備をする必要があります。一方、席次表はこの出欠の確認が取れてから席順を決めて作成する必要があります。そのため、結婚式の準備のスケジュールとしては、かなりの期間が開くことになります。カップルによっては、ペーパーアイテムはイメージを統一したいと考えている人も多く、この期間が開くことによって方向性が異なり、結果的に違うデザインになることを心配しているケースが少なくありません。例えば、いろいろと探して自分たちの結婚式場や式の内容、カップルの好みに合致するような招待状を見つけて発送した後で、より好みのイメージの席次表が見つかった場合、発送する季節に合わせた色合いで招待をしたところ、季節が移り替わって結婚式のイメージとは合わなくなったため、席札などの結婚式場で使うペーパーアイテムは全くイメージが異なるものにしたなど、変更に関するトラブルは意外とたくさんあります。

あまり結婚式に参列した経験がない人にとっては、イメージを統一しないことに関して不安を感じるものですが、招待状と席次表のデザインを変更するのは、ウエディングプランナーに聞いてみても特に問題はないといわれます。結婚式のマナーに関していうと、ペーパーアイテムを統一させなければならないというルールはどこにもありませんし、実際に招待されたゲストも、ほとんどの人が招待状ではなく、会場への地図やアクセスの説明だけを持ってくるためです。ペーパーアイテムをすべて保管している場合には違いに気づくこともありますが、結婚式場で見比べることがほとんどないため、新郎新婦が気にするほど気づかれることはありません。

また、期間が開くということも気にせずに済む要因の一つです。ペーパーアイテムをつくるとき、デザインを統一させるよりも、季節感や結婚式場の雰囲気に合わせたものにしたほうが、ゲストにとってもよい印象を持ちやすくなります。招待状を出してから、結婚式のイメージやコンセプトが変更になるということもありますので、直接目にするタイミングで統一感のあるアイテムにする方が大切です。

結婚式場でのペーパーアイテムに関していうと、席次表と席札のジャンルやイメージを統一しておくと、それだけでぐっとまとまりが良くなります。しかし、手作りを重視する新郎新婦の中には、あえてそれぞれのアイテムのイメージを異なるものにして、好きなものばかりを取り入れるということもあります。使用している材料やモチーフなどは異なっていても、カラーやワンポイントのアイテムなどをそろえるだけでも統一感は出すことができますので、ウエディングプランナーと相談しながらアイテムを選んでいきましょう。ウェルカムボードやプロフィール表などもどこ名で共通点を持たせておくと、発注先や材料が違うとは気づかれにくくなります。

招待状は初めて夫婦としてゲストに届ける文章ですので、失礼のないような文章で、マナーを守った渡し方をする必要があります。そのため、カップルの中でもあまり自分たちらしさを出さず、シンプルなものや落ち着いたものを使う人も少なくありません。手作りをするときでもあまり奇抜なものではなく、さわやかさや落ち着きをイメージしたものを選びがちです。一方、結婚式は新郎新婦の好みを前面に出していることが多いため、その雰囲気に合わせたペーパーアイテムをつくりやすいです。年配の人や目上の人が多い式となると、ある程度格式のある会場やホテルなどを利用しますので、極端な結婚式や披露宴にはなりにくいですが、身内や友人など、親しい人だけが参加するアットホームな結婚式の場合には、会場のイメージに合わせて華やかさや可愛らしさを引き立てるペーパーアイテムの方が似合います。招待状では幅広い年代の人に送ったものの、出席できるゲストが絞り込まれたことによって、コンセプト自体を変更することもありますので、最初からすべてのペーパーアイテムを決めておかなくてもよいでしょう。

一番大切なのは、どういったイメージであっても、好き嫌いがはっきり分かれるような極端なものは避けること、ちぐはぐな印象を与えないようにすること、ゲストの方へのマナーや気遣いがうかがえるような招待や席の案内にすることなどです。これらが守られていれば、最初に受け取った招待状と、実際に会場に来た時のペーパーアイテムに多少の違いがあったとしても、不満に感じるゲストは一人もいません。それよりも、招待するときには地理に不慣れな人でも問題なく会場まで来られるように、大き目のわかりやすい地図を用意したり、アクセス方法を詳しく説明したものを同封するなどの配慮をしましょう。会場近くで時間をつぶせるカフェや荷物置き場、小さい子供がいる人には授乳室なども案内しておくと喜ばれます。一生に一度の結婚式になるため、準備に気合が入るカップルがほとんどですが、結婚式や披露宴の目的は、自分たちがお世話になった相手に結婚したことを報告し、これからもよろしくお願いしますと挨拶をすることです。式場のイメージを統一することも大切ですが、ゲストが快適に過ごすことができるような気づかいもあってこそ、その結婚式が良い式であったと印象付けることができます。

なお、結婚式場によっては、ペーパーアイテムなどの持ち込みができないところもあります。その場合には、式場にマッチしたいくつかのアイテムの中から選ぶことになります。自分の好みのアイテムを使用したいという場合には、結婚式場を予約する前に持込が可能か確認しておいたり、選ぶことができるペーパーアイテムのサンプルを見せてもらい、好みのものがあるかを確認しておきましょう。ペーパーアイテムは結婚式においてゲストを案内したりおもてなしするという実用的な側面も持っていますが、記念に持ち帰る人も多いため、誤字脱字などがないように気を付けるのはもちろん、その会場にふさわしいものを作成しましょう。また、会場で使うものは直前になって出席者が変更になる可能性もありますので、準備は早めにしておいても、印刷はできるだけ待っておいた方が安心です。ペーパーアイテムに限らず、新郎新婦二人で準備をすることは非常に多いですし、ほとんどがミスの許されない内容ばかりですので大変ですが、その分やりがいもありますし、達成感もあります。満足のいく式になるように頑張りましょう。

結婚式招待状

2017-05-24 18:39:50

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