結婚報告をしに実家に行きました

同棲を四年して、やっとこさ結婚の運びとなり、それではいよいよ実家へも報告しようとなりました。まずは私の実家へ行く事になり、電話で、出かけた時のお土産を渡すからという旨を伝えて遊びに行きました。

滅多な事がない限り実家に二人で行く事などないし、四年も同棲しているので親の方もそろそろ結婚の報告かな、と思っていたと思いますが、電話ではそういうはなしはせず、緊張しながら行ったのを覚えています。

自分の実家ということもあり、また報告だけなので改まってかしこまった服装などせず、二人ともお出かけの小綺麗な格好でした。彼の方は結構緊張しているのがわかるぎこちなさがありました。相手の実家に行くだけでも変な緊張感はあり、溺愛ではないけれど、娘がいくつになっても、小さい頃パパ大好きと言ってくれた時の事を思い出す。と言っているような父親に結婚を承諾してもらいに行くのだから、彼も頑張ったなと思います。

お土産を渡し、お茶を飲みながら最近の仕事の様子や気になるスポーツの話など、妻や娘では務まらない話の相手を彼がしてくれています。私は呑気に母のいつもの愚痴などを聞いているようないないような。しかし、実は結婚する事になりました、の一言がなかなか言うタイミングが掴めないまま気づけば1時間もたっていました。年齢的にも、仕事などの環境的にも両親とこじれているところは一切なく、反対される要因もないのに結婚報告の一言が言えないのは何故なのでしょうか。そしてその日はなんと大相撲の千秋楽。親が大好きな相撲も佳境を迎え、すっかり興味は娘とその彼からテレビ画面へ注がれます。この日の最終戦、白鵬関が勝てば優勝という白熱した千秋楽でした。時刻は17時。強い力士が凌ぎを削る残り一時間。最終戦では優勝決定戦。もう口を挟む事もできず、相撲を観出す前に何で結婚報告しなかったのかなと後悔先に立たず。チラチラと彼と視線を交わすも、今は無理だ、終わるまで待とう。というか立ち会いを観たい、という視線が帰ってくるのみ。私の緊張は続いていて疲れてしまい、だんだんぐったりしてきました。さていよいよ白鵬登場。もう本当これで負けちゃったら嫌な空気漂うじゃないの、どうするの。頑張れ負けるなと気づけば自分も手に汗握って応援している始末。そして見事優勝を飾った白鵬。思わず全員で拍手喝さい。よかったよかったと言い合ったのち、彼が暖まった空気の中結婚しますと報告出来ました。またも拍手喝さい。ビールまで出てきて両親は満面の笑みで喜んでくれました。障害なくとも結婚報告は緊張するもの。なにかしら障害があればなおさら緊張するもの。報告する時は、すぐ言えなそうな自分を追い込むにはさらっと済ませるようわざと時間のないような時を選んで行くか、もしくは一言だけれど重みのある事を報告するのだからとたっぷり時間が取れる時にするのがいいのかもしれません。また、優勝したからよかったけど、負けてたらまた空気もだいぶ違っていただろうなと思いました。今後も報告ごとがある時は、報告する相手の好きなスポーツで、日本チームが優勝を逃した直後などは絶対に避けようと思います。時間はかかったものの円満な報告になったのも白鵬関の千秋楽優勝のおかげです。取り組みをみるたびありがとう、と思う、私の思い出深い実家への結婚報告でした。メールやラインの時代ですが、大事な事だと重みを感じた上で、きちんと会って報告した事で、それまで以上にこの子達なら大丈夫という親の信頼も得られたのかもしれないと思います。頑張ってくれた彼には感謝しなくては、と今になると改めてそう思えます。今はどっぷり家族になっている彼の頑張りを今更ながら讃えたいと思います。

結婚報告

2017-05-24 18:38:29

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