プロフィールムービー制作に必須!BGMの著作権手の重要性

プロフィールムービーは映像で自身の人となりを紹介できる便利な手段ですが、BGMを使用する場合は著作権に留意する必要があります。
知らないうちに違法行為を行うことが無いように、事前にしっかりと確認しておきたいところです。
自身を紹介するプロフィールムービーは絵と文字だけではなく、BGMを加えることでよりイメージを伝えやすくなるメリットがあります。
好きなアーティストの音楽をBGMに使用すれば、この曲のこの歌詞に共感したことを示したり、同じアーティストのファンの方がいればプロフィールムービーをきっかけに親しくなることもあります。
しかし、世の中に流通している多くの楽曲には著作権があり、無断で使用すると10年以下の懲役または1000万円以下の罰金という厳しい処罰が下されます。
著作権には私的利用の範囲が定められており、個人使用が認められているケースもありますが、プロフィールムービーは内輪で見せるものだったとしてもその範囲を超えているという見解が出されており注意が必要です。

目次

  1. 著作権の許諾を得ていない制作会社はNG
  2. 著作権を知らずにムービー制作はできない
  3. 著作権にはさまざまな種類がある
  4. プロフィールムービーに必要なのは複製権と演奏権
  5. 著作権を管理している団体
  6. ウェディングプランナーまとめ

著作権と音楽編集
楽曲リスト

著作権の許諾を得ていない制作会社はNG

音楽著作権には許諾という概念があり、原作者本人や音楽制作会社などその楽曲の権利を保有している個人や団体が許諾する使用方法を決めることが可能です。
CDやオンラインの音楽配信サービスで販売されている楽曲のほぼ全ては、その楽曲を購入して自分の部屋に設置されている再生機器やスマートフォン、音楽プレイヤーなどを使用して聴いたり、プロテクトがかかっていないものであれば私的利用の範囲内のみでダビングをすることが許諾されていますが、それ以外の目的での利用には音楽制作会社などの権利有者や管理団体から許諾を得る必要があります。
許諾を得るには「プロフィールムービーのBGMとして使用したい」など利用目的の種類を明示して規定の著作権使用料を支払う必要がありますが、それらの許諾を一切受け付けていないアーティストやレコード会社も存在しており、それらの楽曲の使用はNGとなります。
従って、正規の申請手続きをして著作権料を支払う意思があったとしても、必ずしも許諾が得られるとは限らないことに留意しなければなりません。
逆に許諾を受け付けている楽曲であれば、正規の申請手続きを行えばプロフィールムービーのBGMに使用することが可能です。



著作権を知らずにムービー制作はできない

世の中に存在する全ての創作物には著作権があります。
音楽についてはアーティストが苦労して作り上げて販売している作品が複製権や演奏権を侵害され無断使用されたあげく、1円も原作者に入って来ない状況が問題となり、日本国内では1990年代頃から大きな議論となりました。
その後、文化庁や音楽著作権団体、音楽制作会社、有名アーティスト、有識者などを交えてガイドラインが策定され現在の複製権や演奏権の定義が明確化されました。
一見窮屈な規則のように思いますが、正規の著作権使用料を納めることにより、いくつかの事務手続きを経てその料金は原作者の収入になります。
プロフィールムービーのBGMに使用することでそれを見た人に感動を与えながら自身の人となりを的確に伝えることができたならそれは大きな利益であり、その恩恵への対価として著作権料を支払うのは利用者としても納得できるはずです。
また、正規の複製権や演奏権などの許諾を受けて楽曲を使用する場合は、プロフィールムービーのどこかに許諾番号やクレジットの表記を行いますが、それを見た人はそのムービーを制作した人物を遵法精神とコンプライアンス意識を持ったモラルの高い素晴らしい人物であると言う印象を受けると言う効果もあります。



著作権にはさまざまな種類がある


作詞や作曲をした作者の著作権の他にも音楽制作会社やレコード会社がCDや音楽配信などで販売するためのパブリシティ権、コンサートやライブ、インターネットのライブ配信など公の場所で演奏するための演奏権、ダビングを行ったりDJが編集して音ネタとして使用する複製権などさまざまな種類があります。
また、正式な許諾を受けて歌詞を変更して替え歌を作ったり、楽曲の曲調や使用する楽器を変更するなどアレンジした場合には著作隣接権や二次著作権が発生します。
事務所に所属することなく全てを自分で行うセルフプロデュースのシンガーソングライターのようなレアケースを除き、多くの楽曲はたくさんの人々の手を経て世の中に流通しており、それだけ多くの種類の権利が存在しています。
ひとりひとりの権利を尊重し制作した作品が評価され、それに対して正当な対価を得ることにより次の作品への創作意欲が湧く好循環が構築されることにより、一般ユーザーはまたいろいろな種類の素晴らしい楽曲に出会えるチャンスが訪れます。
プロフィールムービーのBGMで使用するケースでは自身の紹介を行う大切なものだからこそ、他者の権利を尊重し気持ちよく利用したいところです。



プロフィールムービーに必要なのは複製権と演奏権


プロフィールムービーにBGMを使用する場合にはCDなどからデータをコピーしてそれを動画編集ソフトで組み込みますが、この時点で複製権が発生します。
もっとも、この作業自体を行った本人しか知らない場合は問題ありませんが、今回のプロフィールムービーとして上映する前提で行っている場合は複製権の対象となります。
また、完成したプロフィールムービーを会場で不特定多数の前で上映する場合は、私的利用の範囲を超えた公の場での上映と見なされ演奏権が発生します。
演奏と聞くと楽器を手にして演奏する様子を想像してしまいがちですが、音楽プレイヤーやムービープレイヤーで音楽が流れても法規的には演奏という取り扱いになります。
実際に会場で流す場合には、その楽曲の権利保有者がどのような許諾を許可しているのかを調べるのに加えて、実際に上映する会場で著作権のある楽曲の使用をどのように取り扱っているのかを確認する必要があります。
一部の会場ではそれらの楽曲の使用をトラブルを防止するために禁止しているケースや、管理団体と提携して包括契約を結んでおり会場の使用料に許諾を受けるための料金が含まれているケースもあり対応が異なります。


写真枚数も音楽変更も映像の長さも自由なプロフィールムービー

著作権を管理している団体


日本国内で著作権を管理している団体は業界最大手の日本音楽著作権協会JASRACをはじめ、ジャパン・ライツ・クリアランスJRC、イーライセンス、ダイキサウンド、アジア著作協会ACA、ジャパンデジタルコンテンツJDCがあります。
その他に音楽制作会社やアーティスト個人が個別に管理をしているケースがあります。
CDを保有している場合には、ジャケットに管理委託をしている団体のロゴや管理番号が表記されていることがありますが、音楽配信サービスなどのデータの場合は各管理団体のホームページで検索できます。
登録しているアーティストや楽曲を検索し、プロフィールムービーのBGMに使用するための許諾の種類を確認し、可能であることが分かれば申し込みフォームから必要事項を入力して手続きを行います。
一部のアーティストは複数の団体に分けて楽曲の管理を委託しているケースもあるため、注意が必要です。
一部にはあらかじめ会員登録が必要なケースがあるのに加えて、ブライダルシーズンや新生活がスタートする繁盛期には手続きに時間がかかるケースもあるため、プロフィールムービーの準備も含めてスケジュールに余裕を持って申し込むことが大切です。



ウェディングプランナーまとめ


プロフィールムービーは絵と文字でヴィジュアルに訴えかけ効果的にプロフィールを紹介できる手段ですが、その一方で他者が制作したBGMを使用して公の場で上映するにはそれ相応の責任が伴います。
全ての音楽にはさまざまな権利があり、プロフィールを紹介したい人物が尊重されるのと同様に、楽曲の権利者が保有する権利も尊重する義務が生じます。
プロフィールムービーの内容を的確に伝えつつ、利用者と来賓客共に気持ちよく過ごすためにも、知らず知らずのうちに違法行為を行わないためにも法令を遵守して素敵な場を作りたいところです。

プロフィールムービー

2018-10-10 21:22:28

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