<結婚式の余興準備Q&A>スケッチブックリレーの基礎知識まとめ

結婚式を盛り上げるのに、余興は欠かせない要素となっています。
式自体の進行の合間に挿入される余興は、新郎新婦はもちろん、集まった家族や親類、友人、職場の同僚など、参加している全ての人を楽しませて、また思い出深い内容である必要があります。
このため、その内容選びは注意深く行う必要があり、人を楽しませるもの、刺激の少ない内容であること、などといった条件を満たしていなければなりません。
近年では、スケッチブックリレーと呼ばれるスタイルが高い人気を誇っています。
作成する側にとって、新郎新婦への祝福の気持ちを表すのに非常に適した形式であり、また多くの人が参加して作り上げることから、受け取る側に対してのサプライズ的な要素ももたせやすく、当日披露した時に感動的な空気を作るのにも役割を果たします。
実際に制作に取り組む前に、スケッチブックリレーについての基礎知識を知っておくことで、制作過程をよりスムーズに、式の終了までを滞りなく行なっていくことができます。

目次

  1. Q.そもそもスケッチブックリレーとは?
  2. Q.スケッチブックリレーに必要なものは?
  3. Q.費用はどのくらいかけてよい?
  4. Q.映像の長さはどのくらい?
  5. Q.スケッチブックには何を書く?
  6. Q.映像に合うBGMはどう選ぶ?
  7. Q.使用したスケッチブックはどうする?
  8. ウェディングプランナーまとめ

Q.そもそもスケッチブックリレーとは?

スケッチブックリレーとは、ある特定のテーマについての新郎新婦に向けたメッセージを、ゆかりのある人たちに書いてもらい、それをひと続きの映像にまとめあげた作品のことを言います。
余興としてスケッチブックリレーを行うことを事前に説明し、実際にメッセージを書いてもらい、それを動画に収めて編集する、といった形で準備に手間がかかることから、当日結婚式余興ムービーとして初めて目にした新郎新婦にとっては、その心がこもった内容に驚き感動の涙を流す、といった展開が期待できます。
書いてもらうテーマに凝ったり、映像にする際に施す演出効果に工夫を凝らしたり、また映像全体のバックに流れるBGMにも意味を持たせたりと、それぞれの構成要素によっても方向性を明確に示すことができるため、非常に効果的な余興のひとつとして広く認知されています。
作成前までは他人同士だった共通の知人が、このスケッチブックリレーをきっかけとして知り合い、仲の良い友人となるという現象も見られ、結婚式の瞬間のみのものではない別な感動を生むこともあります。



Q.スケッチブックリレーに必要なものは?

その名の示す通り、スケッチブックを用意します。
書いてもらうためのマジックなども必要です。
これらは安価な品物を多数揃えた100円ショップなどで手に入ります。
遠隔地にいる新郎新婦の知人などに参加を依頼した場合には、それぞれの私物を使用してもらうことになります。
この他に、映像を撮影するカメラが必要です。
多くの結婚式余興ムービーの撮影で使用されているように、現在ではスマートフォンに高性能のカメラが搭載されている場合がほとんどであるため、特にプロ仕様のカメラを準備する必要はありません。
撮影された映像を編集するためのソフトも必要となります。
こちらも、やはりスマートフォンやパソコンのアプリとして、かなり本格的な映像編集が可能なものが提供されています。
編集作業については、ごく簡単な基礎知識があれば誰にでも行うことが可能です。
演出上必要となる飾り付け、たとえばメッセージを読む人の背景に風船や花、旗などを飾る場合には、それらのアイテムも揃えると良いでしょう。
やはり100円ショップなどで、安価で華やかなものが各種手に入ります。



Q.費用はどのくらいかけてよい?


スケッチブックリレーにかける費用は、基本的にはゼロから数千円程度と、ごく小額になる場合がほとんどです。
映像作成にかかる費用は、スマートフォンのカメラや無料の動画編集アプリなとで全てカバーできますし、装飾やスケッチブック自体の価格もそれほど高いものではありません。
メッセージを書いて動画に参加する人たちに対して謝礼が支払われるということもまず無く、全ての人がその趣旨に賛同して、時間を割いて参加するというのが一般的です。
まれにプロのカメラマンや映像制作者によって手がけられたクオリティーの高いスケッチブックリレーも見られますが、このような場合にもやはり新郎新婦の友人の中からこのような仕事をしている人が自ら名乗りを上げ、祝福の気持ちを込めて仕事とは別の部分で無料で制作を請け負っていることが多いです。
プロとしてこのような動画の作成をおこなっている業者もあり、忙しくて時間が取れないなどの場合には利用することも可能です。
この場合、一本の動画を作成するのに10000円程度の費用がかかりますが、間違いのない品質の動画を使用することができます。
16画面のスケッチブックリレー



Q.映像の長さはどのくらい?


映像の長さは、当日結婚式や披露宴の流れの中で実際に流されることを想定しながら決める必要があります。
動画自体の内容や展開にもよりますが、やはりあまりにも長いものは見る人にとって負担となりますし、場の空気をだれさせてしまうことにもつながります。
スピーチや一般的な結婚式余興ムービーと同様3分から5分程度が最も適切な長さであると言えます。
これよりも長いと、聞いている方はやはり飽きてしまいますし、反対にこれよりも短いと物足りなさを感じてしまいます。
また、事前の準備に多くの手間がかかるスケッチブックリレーでは、最初に設定する動画の長さが変わると、そこに参加する人数も同時に変わってきてしまいます。
後から追加で参加したいという人が現れたり、またうっかり声をかけるのを忘れてしまっていたことが発覚したなど、最終的な調整が必要になる場合もありますので、どのような場合にも柔軟に対応することができるように、ある程度の幅を持たせて作成しておくようにすると良いでしょう。
適切なサイズで完成した結婚式余興ムービーは、見る人を楽しませ、また大きな感動を生みます。



Q.スケッチブックには何を書く?


スケッチブックに書いてもらう内容としては、大きく分けてふたつのパターンがあります。
まずひとつめは、ひと続きの長めの言葉を制作者が決め、それを参加する人数分に分割したパーツをそれぞれに書いてもらう、というものです。
これは、多くの参加者が力を合わせてひとつのメッセージを新郎新婦に伝える、という趣旨の動画に仕上がり、最後に向かうにつれてその全貌が明らかになるという効果が期待できます。
決められた内容を書くので参加者の負担が少なく、その中で個性を出すことも可能なため、忙しい社会人にとって適した手法であると言えます。
もうひとつが、ある質問に対してそれぞれに答えを考えてもらうパターンです。
新郎新婦との思い出のエピソードなど、サプライズとしての笑いや驚き、涙を誘う逸話などが飛び出すことが期待できます。
こちらは完全にオリジナルな内容の答えが得られるため、動画の中に配置する順序などに工夫が必要になるため、比較的高度な演出パターンであると言えます。
どちらの形式でも、回答者の字や周囲に描く絵などでオリジナリティのあるスケッチブックが完成します。



Q.映像に合うBGMはどう選ぶ?


映像に使用するBGMの選び方にもやはり大きく分けてふたつのパターンが存在します。
ひとつは、新郎新婦が好きな曲を使用するという方法です。
結婚式でスケッチブックリレーというある程度の手間のかかるプレゼントを用意する間柄であれば、それ相応の期間の付き合いがあるのが普通であり、その人がお気に入りの一曲も把握している場合がほとんどです。
また、学生時代など過去のある地点で特に強烈なインパクトのあるエピソードに絡んだ曲を選ぶなど、漠然とした好きな一曲を選ぶ以上の演出効果を付け加えることもできます。
もうひとつは、いわゆる結婚式ソングと呼ばれるような、王道の曲を使用することです。
結婚は多くの人にとって人生の大きな節目であり、それを盛り上げるという明確な意図をもって作られたヒットソングは、それだけで大きなパワーを持っていて、動画を盛り上げることができます。
また、そのパワーを逆手に利用して、少しベタな雰囲気を持たせて笑いにつなげるという演出効果を期待する場合にも有効に作用します。
どのパターンでも、BGMは深い感動を生むのに効果的です。
著作権と音楽編集
楽曲リスト

9画面のスケッチブックリレー


Q.使用したスケッチブックはどうする?


スケッチブックリレーに使用したスケッチブックは、結婚式の中で新郎新婦にプレゼントします。
多くの友人や知人、当日参列した人も、都合が付かずその場にはいられなかた人も、それぞれのお祝いの気持ちを込めて自身の手で書いたメッセージが込められた、世界にひとつしかないかけがえのない贈り物となりますので、動画を流した後にひとつのコーナーとして華々しくプレゼントすると良いでしょう。
たった今見たばかりの動画の中で多くの友人の手にあったスケッチブックが、たくさんの撮影場所を経て自分たちの手元に帰ってきた、というニュアンスも、新郎新婦にとっては大きな感動となり、涙を見せるための演出効果になります。
その日にしか見られない特別な笑顔や泪の瞬間というのは、結婚式における最高のシャッターチャンスであり、そのきっかけを作るという意味でも、是非ともスケッチブックの贈呈にはこだわりたいものです。
動画の内容からひと続きになるような雰囲気で、当日二人に贈るタイミングや流れについては、しっかりとしたプランを練っておくと良いでしょう。



ウェディングプランナーまとめ


比較的新しい結婚式余興ムービーのジャンルのひとつであるスケッチブックリレーは、その手間のかかり具合から来る真心の込めやすさ、規模の壮大さなどから、受け取る側の新郎新婦にとっては涙腺が決壊する決定的な瞬間となり得ます。
結婚式に参列している人にとっても、良い友人に恵まれた新郎新婦の人柄の良さを改めて垣間見られるきっかけであり、多くの人に祝福されているふたりの様子を見るのは、心温まる感動的な体験となります。
余興として見る人を楽しませるための動画にすぎない、という視点を超えた、結婚式そのもの忘れられない一日にするほどの力を持った作品を作ることも決して不可能ではないので、よく計画を練り、準備を進め、当日の進行にもしっかりと組み込むことで、その力を最大限に引き出しましょう。
思った以上に気軽に簡単に作ることができ、その効果は非常に良い高いスケッチブックリレーは、結婚式余興ムービーとして特に利用価値が高く、今後も多くの結婚式の現場において有効活用されていくことが予想されます。
制作方法をはじめとした基礎知識を、よく覚えておきましょう。
著者:ウェディングプランナーIK



余興ムービー

2018-10-08 20:03:52

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